【図解でわかる】プログラミング不要なノーコードサービス○選まとめ

プログラミング不要のノーコードって?

最近、副業を許可する会社も増え、コロナ禍で拍車がかかったのか、プログラミングを学ぼうとする人が増えた気がします。

ただ、IT業界にいる人であれば、まだ学習のハードルは下がるかもしれないが、一からプログラミングを学ぼうとする人にとっては何かとハードルは高いと思っています。

そんな中、ノーコードというサービスが話題です。

ノーコードと言っても2018年頃から話題になり始めたので、そこそこ時間は経っているがノーコードを提供するサービス自体が機能を充実させたり、冒頭で述べた通り、日本における副業ブーム、コロナ禍があやかり実用性、需要ともにより使われるようになってきた気がします。

Webアプリケーションやモバイルアプリを作る上で、必要になってくるプログラミングはプロコードやローコードのことで、拡張性、柔軟性ともに優れているものの、学習コストが高かったり、開発工数がどうしてもかかってしまう特徴がありました。(そもそもシステムを作るので当たり前だけど…)

故に、どうしても金額が高くなり、開発スピードもかかってしまうものでした。

そこで登場したのがノーコードな訳ですが、簡単に説明すると、サービスを作る際に必要な機能を予め想定しておき、パーツを用意することで、それらを組み合わせプログラミング不要な開発を実現するわけです。

例えば、ショッピングアプリを作りたい時必要な機能は、「購入機能」「お気に入り機能」「決済機能」etc…といったものが想定されるますが、これらの機能は既存サービスのAmazonであれ、楽天であれ、Yahoo!ショッピングであれ全て必要な機能になっています。

そうしたショッピングアプリに必要な機能をパーツとして用意し、プログラミング不要で組み合わせることで開発していきます。

ノーコードは学習コストのハードルを下げ、開発スピードの向上という価値をもたらしました。

ノーコードと言ってもその数は多くあり、冒頭で述べた予め用意するパーツはノーコードサービスによっても大きく変わり、また当然UI/UXも変わったり、利用金額も異なるため、どれを選べば良いのかまとめていきます。

ノーコードサービスの

Webサイト制作にオススメのノーコードサービス

Webflow

Webサイト作成に特化されたノーコードサービスです。
ノーコードを用いたWebサイトを作成するサービスとしては日本でも有名なサービスになります。
デザイン性に優れ、静的なページの他に、動的ページ、CMSやECサイトも作成することができます。今風のおしゃれなサイトがとりあえず作れればいいという方はWebflowがおすすめです。

プランは大きく分けるとアカウントプラン、サイトプランの2つがあり、アカウントプランはアカウント単位で料金が発生、サイトプランはWebサイト単位で料金が発生します。まずは、無料でサイトの作成を始め、機能を増やしたいタイミングで有料版にアップデートすると良いかもしれません。

使用にあたっての難易度ですが、HTMLやCSS等のWebサイト制作経験がある方になるかと思います。

また、サイトが英語表記のため、使用にあたっては少し学習難易度は高いかもしれません。

日本語で学習を進めていきたい方は日本語での学習動画サービスを提供しているLikePay.dev Academy社の「新Webflow入門」を参考にしてみても良いかもしれません。

https://ja.likepay.jp/

対象:個人、企業
月額料金:永年0円〜約5000円
プラン:アカウントプラン、サイトプラン
習得難易度:★★★★☆
対応言語:英語
公式サイト:https://webflow.com/

STUDIO

続いて紹介するのはSTUDIOです。こちらは、先ほどのWebflowとは異なり、日本初のノーコードサービスです。なので、日本語でWebサイト制作が可能となっています。

ちなみに私も副業の開発はこちらのSTUDIOを使用して、作成しております。直感的に利用しやすく、画像等のテンプレートも豊富です。

さらに最近ではパートナーシップ制度に力を入れており、STUDIOを利用しWebサイトを作成していくと、STUDIOから案件を受注することも可能です。Webサイト制作を通じて副業をしたい方は、自身で営業をしていく必要がありますが、STUDIOの機能を熟知し、ある程度実績を積むとパートナーとして認定されますので、ぜひ活用してみて下さい。

プランは4つあり、月額料金無料のFreeプラン、LP制作で低額で利用できるStarterプラン、記事を入稿していきたい場合に最適なCMSプラン、組織単位で運用していきたいサイトに最適なBusinessプランがあります。

無料プランについてですが、サイトローディングの際にロゴが表示されるのと、サイト閲覧時にもSTUDIOの広告が常に表示されるのであまり満足はいかないかもしれません。

無料プランでまず作成してみて、やっぱり気になると思った時に有料に切り替えるでも良いかと思います。

また、Webflowとは違いアカウント単位での料金支払いではないので、ある程度のクオリティのサイトを複数作成する場合最低980円×サイト数費用がかかってきます。

個人的には日本語対応であること、つまづいた際のチャットサポートやSTUDIOスタッフ公式YouTube学習動画が充実しているので、Webサイト制作が初めてという方にもオススメです。

 

 

 

対象:個人、企業
月額料金:永年0円〜約5000円
プラン:Free、Starter、CMS、Business
習得難易度:★★☆☆☆
対応言語:日本語、英語
公式サイト:https://studio.design/ja

Wix

 

Wixは国内での利用者も多く、世界でも1億人以上が利用するWebサイト制作サービスです。

ネットに詳しくない方でも気軽に利用することができる反面、レスポンシブ対応が苦手な印象があります。また、デザイン面では他のツールに劣るので今の時代に使うことはあまりオススメしません。

あくまで個人的な印象ですが、ひと世代前のツールといったイメージがあります。難しい言葉を使わず、デザインにはこだわらないので、とにかく早く作成したいといった方向けのツールとなっています。

 

 

対象:個人、企業
月額料金:永年0円〜約4000円
プラン:ホームページプラン、ビジネス&Eコマースプラン
習得難易度:★☆☆☆☆
対応言語:日本語、英語、その他
公式サイト:https://ja.wix.com/

Sheet2Site

Googleが提供するノーコードサービスです。Sheet2SiteはGoogleが提供するサービスということもあり、他のGoogleサービスとの互換性が高いサービスとなっています。

スプレットシートを元にWebサイトを作成しますので、例えばサイトを公開した後に、スプレットシートを更新するだけで、サイト上にも反映させることが可能となります。管理者以外にも気軽に更新してもらいたい場合などに便利です。

ただし、無料プランはありませんので、最低でも3000円からの利用となります。30日間のお試しプランもありますので、気になった方はまず登録してみても良いかもしれません。

また、対応言語が英語なので、利用する際は解説サイトを利用しながら作成いただく必要があります。

 

 

対象:個人、企業
月額料金:約3000円〜5000円
プラン:ホームページプラン、ビジネス&Eコマースプラン
習得難易度:★★★★☆
対応言語:英語
公式サイト:https://www.sheet2site.com/

 

WordPress

今回ワードプレスをノーコードサービスとして紹介するか迷ったのですが、Elementorというプラグインを利用するとHTML、CSSの知識がなくともドラッグアンドドロップでページ制作が可能になるので紹介させて頂きました。

Webサイト制作として世界で最も有名なサービスのワードプレスをこの機会に学んでみるのも良いかもしれません。

基本の利用料は無料ですが、ドメイン代、サーバー代と費用がかかったり、ご自身で設定が必要になってくるので、全くの初心者にとっては他のノーコードサービスの方が始めやすいかもしれません。

対象:個人、企業
月額料金:永年無料〜約1850円
プラン:WordPress 無料版、WordPress Pro
習得難易度:★★★★☆
対応言語:日本語、英語、その他
公式サイト:https://wordpress.com/ja/

アプリ制作にオススメのノーコードツール

Forguncy

Forguncyは業務管理アプリに特化した企業向けのノーコードツールです。
Excelライクな画面で作成指示ができ、SQLなどのデータベースと連携が可能です。基本的には業務で使われているデータや関数を元に、ExcelやAccessで管理されていた業務システムの改修のための開発をしたい場合などに利用されるかと思います。

基本的に企業向けの業務改善ノーコードサービスとなるので、費用も高めです。気になる方は、90日のお試しプランもあるので、ぜひ。

 

 

 

対象:企業
月額料金:約20万〜約1000万円
プラン:開発ライセンス、運用ライセンス
習得難易度:★★★★☆
対応言語:日本語
公式サイト:https://www.forguncy.com/

Adalo

Adaloはスマホのアプリ開発やWebアプリ開発が可能なノーコードサービスです。

これまでのスマホアプリにおけるプログラミングには開発環境を整える必要がありましたが、Adaloの場合不要になりました。例えば、基本的にはiOSとAndroidのアプリを作成する場合、それぞれのOSに対応した処理や言語を選んでいく必要がありましたが、Adaloは関係なく簡単に作成することが可能です。

他のノーコードサービスにも言えることですが、Adaloのようなサービスができたおかげで、アイディアをとにかく早く形にし、市場にリリースすることで、ユーザーの反応を伺うといったことが可能になりました。

初めからガッツリとアプリ制作をしなくとも、簡単にでも、機能を充実させる前でも、まずノーコードで作成したアプリをリリースし、その後にABテストを行いながら改善していくというのが移り変わりの激しいインターネットサービスにおいて最適解なのかもしれません。

AdaloにはExploreプラン、Proプラン、Businessプランの3つのプランが用意されています。
Exploreプランは無料で利用できる代わりに広告が表示されたり、独自ドメインが利用できないなどの制限があり、こちらの制限についてはWebサイト制作ノーコードサービスのSTUDIOと似ています。Proプランではそれらの制限はありませんので、通常の利用の場合Proプランを選んでおけば良いかと思います。ただし、Webサイトとは異なり、アプリケーションになりますので、費用はSTUDIOよりも月額利用料金の高い約5000円となっております。STUDIOではサイト1つに対して費用がかかりますが、Adaloの場合作成数は容量5GBを超えなければ何個でも作成可能です。Businessプランは容量の上限が20GBまでとなったり、作成ユーザーを5人までに増やせたりと充実しますが、費用は月額約2万円となっております。

また、対応言語は英語となっており、専任サポートもつかないので自力で解決できる方向けのサービスとなっております。

 

 

 

対象:個人、企業
月額料金:永年0円〜約2万円
プラン:Exploreプラン、Proプラン、Businessプラン
習得難易度:★★★★☆
対応言語:英語
公式サイト:https://www.adalo.com/

Glide(グライド)

GlideはWebアプリ(PWA)開発ができるサービスです。Adaloとの違いはスマホアプリ(ネイティブアプリ)の開発は原則できません。WebサイトをアプリのようにPCやスマホでインストールして扱うことは可能です。

また、Adaloは機能や柔軟性が高い代わりに習得難易度が高いです。一方こちらのGlideはAdaloほどの柔軟性はありませんが、扱いやすい点が魅力です。Webアプリだけなるべく時間をかけずに作りたいという方にぴったりのサービスです。

プランはFree、Starter、Pro、Businessの4つを提供しています。

Freeプランについてですが、これまでのFreeプランでよくあった広告の表示や独自ドメイン設定の制限といったものはなく、訪問ユーザ数の制限が100人までであったり、コマース機能が使えないといった制限があります。他にもFreeプランなので制限はありますが、とにかくWebアプリを作ってみたいといった方にはまず無料のFreeプランをオススメします。

有料プランからはコマース機能が追加されるほか、Starterプランの訪問ユーザーは1000人、Proプランは5000人、Businessプランは10000人といった具合に制限が解除されていくようなイメージになります。

日本語対応はしていないので、初めは取っつきにくいかもしれませんが、Webアプリを全く作ったことがない方はまずGlideを利用してみて、アプリがどのようにできているのか感覚を経験した上で、Adaloなどのサービスに移行するでも良いかもしれません。

 

 

 

対象:個人、企業
月額料金:永年0円〜約25000円
プラン:Free、Starter、Pro、Business
習得難易度:★★★☆☆
対応言語:英語
公式サイト:https://www.glideapps.com/

Bubble(バブル)

 

対象:個人、企業
月額料金:永年0円〜約25000円
プラン:Free、Starter、Pro、Business
習得難易度:★★★★★
対応言語:英語、(カスタムにより日本語設定可)
公式サイト:https://bubble.io/

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